超音波施術
超音波とは?
通常、人間が音として聴くことが出来る周波数(可聴周波数)は、20~20,000Hz(ヘルツ)とされています。
年齢を重ねていくと徐々に上限は低くなる傾向があり、成人で16,000Hz(ヘルツ)程度、高齢者では、12,000Hz(ヘルツ)程度まで低下すると言われています。
ここで言う施術に使用する超音波とは、音として聴き取れない20,000Hz以上の周波数域を超音波(ultrasound)と言います。
※2008年北京オリンピックで銀メダルを獲得した太田雄貴選手(写真中央)、2012年ロンドンオリンピックのフルーレ団体で銀メダルを獲得した千田健太選手(写真左端)、2012年ロンドンオリンピックのフルーレ団体で銀メダルを獲得した三宅諒選手(写真右端)も超音波施術で身体のケアをしています。
超音波施術の対象
- 骨折の後の骨の治癒促進効果
- 筋肉、靭帯(じんたい)、腱(けん)などの身体の部分
超音波施術の効果
超音波は、超音波の振動エネルギーが熱に変えられ、身体の深い場所から浅い場所まで、骨、筋肉、靭帯、腱などの組織の温度を上昇させます。
1MHzでは、皮膚から5cmの深さまで温熱効果を高めます。
3MHzでは、皮膚から1~2cmの深さまで温熱効果をいきわたらせます。
同時に超音波の振動は、1秒間に何百万回もの振動を生むので、マイクロマッサージ効果もあります。
超音波の施術で、以下の効果が期待出来ます。
- 痛みを取る
- 筋肉、靭帯、腱などの緊張の緩和
- 血行の改善
- 神経の伝達速度を速める
- 新陳代謝の促進
- 骨折の後の骨の治癒促進効果(非温熱効果)
※箱根駅伝3年連続区間賞、日本選手権10000m4連覇、2011年世界陸上テグ大会出場、2012年ロンドンオリンピック日本代表の佐藤悠基選手も超音波施術で身体をケアしています。
超音波施術でやってはいけないこと
妊娠時 | 施術用超音波での温熱効果で、母体が高体温になると、発育が遅れたり、脳のヘルニア、小頭症(しょうとうしょう)、小眼球症、脊髄(せきずい)形成異常になることもあるため、使用できない。 「画像診断用の超音波」は、安全で副作用もないため行える。 |
悪性腫瘍 | 腫瘍の成長を早めたり、転移する確率が上がる可能性があるので、使用できない。 |
ペースメーカー | 加熱の作用で電気回路を壊すため、埋め込みペースメーカーの場所には使用できない。 埋め込みペースメーカー以外の部分はOK。 |
血栓性静脈炎 | 血栓(※血栓とは、血のかたまりの事)を移動し、壊してしまうため行えない。 また、心臓や肺などの重要器官への血栓で、詰まらせる可能性があるため使用できない。 |
眼球 | 眼球のキャビテーション(※液体の流れの中で圧力の差により、短かい時間に泡の発生と消滅が起きる物理現象)が、目を痛める可能性があるため使用できない。 →超音波施術では、患部に液体のジェルを塗布した上から、施術します。 |
生殖器官 | 超音波の使用で発達に影響を与えるため、男性および女性の生殖器官に使用できない。 |
超音波施術の注意
急性の炎症 (ぎっくり腰、寝違え等) | 超音波の熱が出血、痛み、腫れを酷くさせたり、治りを遅くしたり、機能の回復の遅れを起こすため、熱を起こす強さの超音波で使用するときは、注意が必要。 |
骨折線の使用 | 特に成長軟骨(※発育期の骨は、骨の端に成長軟骨と呼ばれる軟骨層がある)への使用はしないことが推奨されています。 骨折への超音波の使用は、骨の治癒スピードを早める。 それは低い出力での使用によるもので、高い出力での使用は痛みが起こる。 高い出力での使用は、逆に骨折の治癒を邪魔する可能性もある。 |
胸部インプラント (※胸に埋め込む医療機器や材料「シリコン等」の総称) →豊胸手術 | 超音波の熱により、インプラント内部の圧力を高め、破裂させる危険性があるため、高い出力での超音波を胸部インプラントに使用しない。 |
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※健康保険施術は行っておりません。
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