膝の痛み

膝痛の原因は?

左膝が痛くて、痛みを手で押さえる30代女性

膝の痛みは加齢によるもの、スポーツのしすぎによるものと言われてきました。

それも事実ですが、他にも日々の生活の中で痛みを感じることがあります。

また急激な体重の増加も痛みの要因の一つです。

動くということだけで膝に負担をかけているのですから、何をするにしても当然のことだと言えます。

その痛みを緩和させ、根本的に改善するために、普段の膝の使い方(筋肉の使い方)や身体全体のバランスを見た施術でのケアが必要です!

身体のバランスを整え、膝の痛みを軽減させます

女性2人がウォーキングして膝の痛みを改善しようとしている

膝痛の原因は様々な要因が折り重なって特定できるものではありません。

それでも一つだけ言えるのは歩き方です。

歩き方が正しくないと膝の痛みが増すことがあります。

それは膝が曲がっている時、余計な負担がかかるのが痛みの出る原因です。

当院では身体の土台である骨盤のゆがみを矯正(調整)し、全体的なバランスを整えることで、骨盤から伸びる足をまっすぐに正しい位置に戻します。

そうすることで膝に対する負担は大きく軽減され、結果的に痛みが減ります。

股関節のゆがみを矯正しても膝の痛みは和らぎます

股関節のゆがみを矯正して膝の痛みが和らいだ40代の女性

骨盤を整え、身体のバランスを正しい位置に戻す最後の仕上げは「股関節のゆがみ」です!

ここを施術で正すことで膝痛は劇的に改善することが期待できます。

まずは当院で膝の状態を含めた身体全体のバランスをチェックしてみましょう!

【正座が出来ない!が出来るまでに!】「施術前」「施術後」の変化の動画

膝の痛みの種類

変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)

変形性膝関節症でO脚になっている40代女性

変形性膝関節症(OsteoArthritis = OA)は、中高年の人たちに多いです。

加齢、肥満、ケガなどによって、膝関節に負担がかかり、関節の骨を覆う軟骨が傷むことにより、軟骨がすり減ります。

最終的には骨と骨がこすれ合い、普通に歩行するだけでも膝の痛みが強くなり、歩行困難になる場合もあります。

変形性膝関節症の典型的な症状としては、歩き始めの第一歩や階段を降りる時に痛みを感じたり、場合によってはギシギシと雑音が出ます

変形性膝関節症が進むと膝に水が溜まったり、熱を持ち腫れたりすることもあります。

また症状が進行すると十分に膝が伸びなくなり、強い痛みを感じるようになります。

正常な膝とは、どんな状態?

正常な膝関節では、軟骨はガラスのようにツルツルで、滑らかになっています。

さらに軟骨同士が上手く噛み合っていますので、動きやすい状態です!

正常な膝の状態

※名古屋共立病院 リウマチ・人工関節センター長 岩田 久先生【変形性膝関節症のおはなし】を参考

変形性膝関節症の初期状態は・・・

膝関節の軟骨表面はザラザラして、ささくれ立った状態になってきます。

弾力性もなくなり、力のかかる場所は特にすり減ってきます。

また滑膜(薄い膜で、関節の中の液状のものを生み出し、膝の滑らかな動きを促したり、関節の軟骨を栄養している)にも炎症症状が起こってきます。

この状態ですと、階段昇降時に痛みがあったり、長時間歩行した後、膝が腫れたり、痛みを伴うことがあります。

変形性膝関節症の初期の状態

※名古屋共立病院 リウマチ・人工関節センター長 岩田 久先生【変形性膝関節症のおはなし】を参考

変形性膝関節症が進行した場合は・・・

軟骨に引き続き、次第に骨もすり減って、膝関節の噛み合わせが少しづつ悪化してきます。

膝の変形が起こったり、滑膜の炎症が進行し、水が溜まってきたりする場合もあります。

膝を動かした時に強い痛みが発生し、骨の周辺部(へり)に、トゲのような突起(骨棘)が、レントゲン(X線画像診断)で見えてきます。

変形性膝関節症が進行してしまった時の膝の状態

※名古屋共立病院 リウマチ・人工関節センター長 岩田 久先生【変形性膝関節症のおはなし】を参考

半月板損傷(はんげつばんそんしょう)

半月板の場所の説明

膝関節が曲がった状態で荷重されているところに、回旋を強制されると、半月が大腿(もも)の骨と脛(すね)の骨の間にはさまって損傷されるものです!

(※半月板は、膝にかかる衝撃を和らげるクッションの役割がある軟骨のこと)

痛めた直後の激しい痛みがあり、関節が腫れます。

損傷が重い場合は関節の中に出血も起こります。

断裂した半月(軟骨=クッション材)が、関節の間に挟まって、嵌頓(ロッキング)すると、膝を曲げたまま伸ばすのができなくなります。

しかし、曲げる方向の運動は可能です。

立った状態で伸ばした膝を後ろからガクッと曲げられたような感じの膝くずれも現れます。

McMurray(マクマレー)テストやApley(アプレー)テストのやり方この症状は、McMurray(マクマレー)テストやApley(アプレー)テストと言われる徒手検査で判断できます。

半月の大部分は血液が通っていないので、一度断裂すると修復は起こりません。

断裂した場合は、内視鏡下で靭帯の再建術とともに、半月を部分的に切除するという手術を行います。

腸脛靭帯炎(ちょうけじんたいえん)

腸脛靭帯炎が起こる場所

腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)は、骨盤から、脛(すね)の骨につく縦に長い靭帯です。

膝の曲げ伸ばしの時に、この靭帯と腿(もも)の骨の外側部分で擦れあうことで炎症を起こして痛めます。

腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)は、ランナーに多い病気ですが、走り始めでなく距離の増加とともに痛みが現れます。

また膝の曲げ伸ばしの時に膝の外側の刺すような痛みがあるのが特徴です!

腸脛靭帯炎の起こる細かいメカニズム

腸脛靭帯炎の病態としては以下のような症状が出ます。

  • 腸脛靭帯の付着部分を押すと痛みがある
  • 軽い腫れがある
  • 膝の曲げ伸ばし時に音が出る

検査としては、腸脛靭帯に圧迫を加えながら、膝の曲げ伸ばしを行わせると、痛みが出るgrasping(グラスピング)テストという徒手検査で判断できます。

 
grasping(グラスピング)テストのやり方

膝蓋腱炎(ジャンパー膝)

膝蓋腱の場所

膝蓋腱炎(しつがいけんえん)は、膝蓋靭帯炎(しつがいじんたいえん)、ジャンパー膝とも呼ばれます。

膝の曲げ伸ばしの繰り返しで働く大腿四頭筋(ももの前側の筋肉)のストレスが、膝蓋腱(しつがいけん)に伝わる最終地点で、細かな傷、断裂の繰り返しで起こると考えられます。

膝蓋腱炎は、運動時の膝蓋腱の痛みと圧痛(押すと痛む)です。

お腹を下にして寝かせて行う尻上がりテストで陽性となります。

尻上がりテストのやり方

鵞足炎(がそくえん)

鵞足炎が起こる場所

鵞足炎の原因である縫工筋、薄筋、半腱様筋の筋肉図と鵞足炎の起こる場所

鵞足(がそく)とは、縫工筋、薄筋、半腱様筋の脛骨(すねの内側の骨)内側部への付着部をまとめて言います。

ここに発生する炎症を、鵞足炎(がそくえん)と言います。

スポーツで言いますと、ランニング、ダッシュ動作が多いスポーツ選手によく起こります。

鵞足炎の痛みを軽減するには以下の点を気をつけなければなりません。

  • ランニングの量の調整
  • ランニングフォームの改良
  • 練習前のウォーミングアップをしっかり行う
  • 腿(もも)の裏の筋肉である「ハムストリングス筋」のストレッチをしっかり行う
  • 練習後の患部のアイシング

内側ヒダ障害(棚障害)

滑膜ヒダでも内側ヒダのある場所

膝関節内に滑膜(かつまく)という膜がありますが、滑膜は関節の滑りを良くする関節液が分泌され、膝の曲げ伸ばしで軟骨がこすれ合う時の潤滑油になり、軟骨へ栄養を補給していたりします。

内側の滑膜ヒダが、スポーツ活動などにより大腿骨(ももの骨)内側と膝蓋骨(お皿の骨)の間に挟まれることで、この滑膜に炎症が発生する障害です。

内側ヒダ障害(棚障害)になると以下のような症状が起こります。

  • 膝蓋骨(お皿の骨)の内側の痛みと圧痛(押さえた時の痛み)
  • 膝の動きのひっかかり感(ロッキング現象)
  • 軽く膝を曲げると索状物(紐のようなもの)が触れられる

有痛性分裂膝蓋骨(ゆうつうせいぶんれつしつがいこつ)

有痛性分裂膝蓋骨が起こるメカニズム

膝蓋骨(しつがいこつ)は、大腿四頭筋(前の「もも」の筋肉)の種子骨(小さい骨の事)として発生します。

その骨が完全に成長しきる過程において発生するものと思われます。

この分裂部分は、外側の上方に多いです。

これは大腿四頭筋の1つである外側広筋(がいそくこうきん)をいう膝を伸ばす筋肉の作用で、分裂しやすい部分に過度なストレスが加わりやすいからだと言われています。

これが、有痛性分裂膝蓋骨を引き起こす原因です。

有痛性分裂膝蓋骨は、以下のような対策を必要とします。

  • 運動などの練習前にウォーミングアップをしっかりする
  • 膝を伸ばす筋肉に柔軟性を持たせるストレッチをする
  • 運動などの練習量を下げ、痛みを少なくするよう努める。

オスグッド・シュラッター病

オスグッド・シュラッター病の起こるメカニズム13歳頃の男子に多く発症し、成長期の膝の曲げ伸ばしの使いすぎが原因です。

膝の曲げ伸ばしで働く、大腿四頭筋という前腿(まえもも)の筋肉が何度も収縮することで、脛(すね)の骨の上部(膝蓋骨のすぐ下あたり)に引っ張られる力が働きます。

この力が筋肉からつながる腱と骨との付着部分に引きちぎる力が起こり発症します。

脛(すね)の骨の上部が、引きちぎられる力が働くので、膨隆(もりあがり)があったり、運動痛、圧痛(押すと痛む)があります。

オスグッド・シュラッター病を発症した場合は、以下の処置を講じます。

  • 症状に応じた運動の制限や休止する
  • 運動後に痛みがある場合はアイシングをする
  • 大腿四頭筋(前のももの筋肉)をストレッチする
  • 「シュラッテル・バンド」を使用する

※「シュラッテル・バンド」は、痛みを和らげるため膝蓋靭帯の中央部を圧迫して止めることが多い。

シュラッテル・バンドのつける位置説明

膝蓋軟骨軟化症(しつがいなんこつなんかしょう)

膝蓋軟骨軟化症の起こる場所

膝蓋骨(お皿の骨)の軟骨が軟(やわ)らかく形を変えるために、膝がスムーズに動かなくなります。

青少年期の女性に多く見られます。

膝蓋軟骨軟化症になると以下の症状があります。

  • 歩行時に膝関節の痛みがある
  • 階段の昇り降りで膝の轢音(バキっなどの音)が出る
  • 膝くずれ(膝の安定性がなく、体重をかけた時「ガクッ」となる)が起こる

原則的には膝に負担をかけない、大腿四頭筋(ももの前側の筋肉)訓練(筋力トレーニン)を行うなどします。

当院での膝の痛みによる施術は・・・

膝の痛みを取る施術を行う院長が、AKA療法とMTS療法の手技を患者様に行っている画像

当院ではAKA療法(骨格調整)およびMTS療法(神経伝達調整)の手技療法を中心に、ソフトで安全な施術で、痛みの根本原因を探し出し、施術していきます。

また施術後、膝関節の痛みなどの症状が和らいだとしても、日常生活の癖や身体の使い方から膝の痛みが再発しやすい場合があります。

そういった方にも施術後も効果が持続しやすくなるような筋力トレーニングやストレッチ方法などもわかりやすくお伝えしています。

そうする事で、患者様自身が自宅に帰ってからも痛みが出にくい状態を作っていけるアドバイスも徹底し、再発予防に努めています。

膝の痛みのあるお客様の例

膝の痛みがある患者様の施術前と施術後の変化画像上記などの膝関節の痛みでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください!

よくわかる!【うの整骨院】の紹介動画!

※健康保険施術は行っておりません。

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