整形外科で【脊柱管狭窄症】と診断され右腰痛から右大腿部の痛みで5分も歩けない60代男性の施術!

「脊柱管狭窄症」で5分も継続歩行出来ない60代男性がご来院!

徐々に進行してきた「脊柱管狭窄症」の病魔

脊柱管狭窄症で右腰から右臀部痛、右大腿部の痛みで5分も歩行困難となった60代男性

当院にご来院になる3ケ月前に右側の腰痛から右臀部、右大腿部にかけて痛み症状が発症し、座った状態からの立ち上がりで右足の先まで痛み、歩行困難となりました。

その時は整形外科を来院し、MRI画像診断で「脊柱管狭窄症」という診断名を告げられ、痛み止めの薬を服用し、患部に痛み止めの注射を打つことで痛みは和らぎ、症状は少しマシになったようです。

しかし痛みは無くなることはなく、整形外科のリハビリも1週間に1回通院し、だましだまし痛み止めを服用しながら過ごされていたようです。

3ケ月経つと(当院にご来院時)徐々に痛みが悪化し、ついには痛み止めの注射を打っても痛みは治まらず5分も継続して歩行ができない状態になりました。

整形外科の医師からは、「痛み止めの薬を服用して、患部に注射を打っても効かないようなら、手術に踏み切るしかないな!」

と、言われてしまい、手術は何とか回避したいということで当院にご相談頂きました。

脊柱管狭窄症の症状を説明する院長

本当に「脊柱管狭窄症」由来の症状なのか?

当院にMRI画像をプリントして拝見させて頂いたのですが、画像上では確かに腰の3番目、4番目の骨のあたりの神経が背骨の中で圧迫されているように見えます。

脊柱管狭窄症のMRI画像№1

脊柱管狭窄症のMRI画像№2

医師の診断に間違いはないのですが、画像だけでは判断できない部分(骨盤の歪み、筋肉や靭帯の緊張状態など)を視診(目でみる)、触診(触ってみる)で「何か問題はないか?検査しました。」

まず視診(目でみる)で検査してみると立位の状態で右の骨盤が左の骨盤より大きく下に下がっており、明らかに右足、特に右臀部から大腿部に負担がかかりそうな立ち方でした。

触診してみると右中臀筋、右梨状筋、右大腿筋膜張筋、右腸脛靭帯、右大腿直筋、右外側広筋に硬さを感じ、これは骨盤が右に傾く事で右足(特に右大腿部)に負担をかけすぎているために痛みが出ていると直感しました。

右腸脛靭帯、右大腿筋膜張筋、右中殿筋、右梨状筋の筋肉の図

右大腿直筋と右外側広筋の筋肉の図

左右の骨盤を均等に調整し、バランスを整えることがカギ

右骨盤を調整している院長の写真

筋力テストによって、右骨盤(右PSIS)が下外方に変位している事がわかり、右の腰の4番目の骨が前方と下方に捻じれているのを確認しました。

上記の捻じれ検査によって、左の首の5番目の骨にも前下方に連鎖してゆがむことで、悪い影響を起こしていることがわかりました。

よって右骨盤の(右PSIS)を正しい位置に調整し、骨盤と左の首の5番目を正しい位置に調整しました。

バランスボールエクセサイズで骨盤でバランスを取る感覚を身につけるのもカギ

年齢を重ねれば重ねるほど出来なくなってくるバランスボールエクセサイズですが、下の画像のトレーニングが1分間行えると明らかに歩行の状態とバランスが変わります。

脊柱管狭窄症に役立つバランスボールエクセサイズを患者さんにレクチャーする院長

右内ももを鍛えるエクセサイズの徹底

上記に記載されている右中臀筋、右大腿筋膜張筋、右腸脛靭帯、右大腿直筋、右外側広筋のそれぞれの筋肉が強張っているということは、その内側にある右内転筋、右ハムストリングス筋の筋肉があまり使えていないということも言えます。

ですので、わかりやすく丁寧に右の内転筋、右ハムストリングス筋を機能的に使えるようにレクチャーしました。

脊柱管狭窄症で鍛えなければならない内転筋群とハムストリングス筋の図

施術の経過について

1ヶ月目(1週間に1回の施術)

脊柱管狭窄症の施術をする院長

初回施術から4回目の施術で、骨盤を早期に調整し安定するようアドバイスしていくと、ご本人様から「鏡で裸になって、いつも鏡を見ると腰の位置が違う気がする」と思っていたが、それが無くなってきているとおっしゃっていました。

そのかいあってか、歩行時の痛みはありましたが、5分しか持たなかった歩行が15分ほど持つようになりました。

また自宅でのバランスボールエクセサイズをレクチャーしました。

2か月目(1週間に1回の施術)

脊柱管狭窄症治療の院長施術

立位時の骨盤のゆがみ具合は、ほとんど左右差がなくなっていたのですが、やはり歩行時(動作時)に右足に荷重をかける時の使い方が悪く、右大腿部に負担をかけているようでした。

その際、肘を後ろに引くよう歩行指導と右内転筋、右ハムストリングス筋を機能的に使えるようアドバイスを強化しました。

結果、仕事で歩く時に25分~30分程度歩けるまでに痛みは緩和されましたが、まだ歩行時の痛みは少し残り、不安がある状態でした。

3か月目(2週間に1回の施術)

脊柱管狭窄症の院長施術写真

骨盤の左右差を含め、歩行時右足に荷重をかけた時にも傾きがかなり減り、歩行動作をみせて頂くと、左右の足部の接地具合も均等となり、バランスに異常がほぼ見られない状態となりました。

バランスボールエクセサイズも1分は出来ないまでも30秒ほど乗れるようになり、以前より明らかにバランスを取ってバランスボールに乗れるとおっしゃっていました。

また右内転筋、右ハムストリングス筋のエクセサイズも正しく行えるようになっており、3ケ月終了時でほとんど歩行時の右腰部から右臀部、右大腿部の痛みは無くなりました。

総評として

整形外科でレントゲン写真やMRI画像などが原因で、腰から足の痛みで歩けないという方は多くいらっしゃると思います。

画像上では、脊柱管(背骨の中の神経が通る管)が狭くなっていて神経を圧迫している場合でも、骨盤や首のバランスを調整して、痛みの出ている場所の筋肉や靭帯などが緩むようになると痛みが無くなる場合もあります。

整形外科などの病院で医師より「手術しかない!」と言われてもあきらめず、当院に一度お気軽にご相談ください!

受付で患者さんの施術が終了しお見送りする院長